子浦海岸クリーンミッション・レポート❷

妻良・子浦海岸クリーンミッション・レポート(つづき)
Mera / Koura Coast Clean Mission Report

Japan Coast Guard Paddling Sports Safety Peace

   子浦では2018年に不幸な海難事故の記憶があります。風速14msの悪天候の中を子浦海岸から石廊崎へ行って戻る予定だったとのことです。天候が良ければ女性でもパドリング可能な距離であり、無謀な距離ではないように思えますが局地的な天候の急変などで「海は魔物」に簡単に変貌してしまいます。
 当時はビジターセンターはなく、現在のように天候による注意事項、目的地、帰港時間なども聴取記録はしていませんでした。

 このような悲しい事故の再発防止の意味からも子浦ビジターセンターは万が一の海難事故を防ぐための活動を行っています、今回のミッションより下田海上保安部のご協力を得て、海難事故防止に向けた講和を保安官から直接パドリング愛好家の方々に伝えて頂き、海難事故ゼロを目指しています。
▲下田海上保安部 交通課長 青柳氏/交通課安全対策係 森田様

 安全講和も終わり、いよいよランチタイムです。その前にもサプライズ的に今回ミッションへご参加頂いた方々を対象に横浜でカヤック等の老舗販売店経営をなさっている石田社長から提供を受けた賞品の抽選会を実施いたしました。

 商品は子浦ビジターセンターのオリジナルTシャツはじめ、超人気賞品の「極秘釣ポイントのGPS座標」までと幅広く皆様にもエキサイティングな時間を楽しく過ごして頂けました。

▲今回用意した賞品群(一部)

 ご夫婦で子浦プライドのTシャツをペアで引き当てた方もいらしゃる反面、敗者復活のチャンスを4回とも逃した方まで海の天候同様予測がつかないハプニングも・・・・。

▲残念にも敗者復活戦に報われなかった面々・・・


ミッションを終わってみて

 子浦プライドの愛称でスタートした子浦ビジターセンターの活動も早2年を迎え、2022年には3年目に突入します。当初計画していた環境問題もカメの歩みのごとくスローではありますが、五十鈴川堰堤清掃作業、フリーWiFiの設置トイレの洋式化などなどの他、今年は養浜工事も実行され失われた勝手の子浦海岸の再生にやっと手が付けられたという思いで一杯です。

 これも全て皆様方が子浦のへき地を愛され、今回のようにボランティアとして進んでご参加頂いたお陰だとスタッフ一同皆様への感謝の念は堪えません。
 最後にこの場をお借りして皆様への感謝と引続き子浦ビジターセンターへのご支援をお願いしてミッション報告の結語とさせて頂きます.

新子浦ルール発効

ルールを守って持ち込まない!広げない!安全安心の子浦を

来場者皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。

子浦ルール

南伊豆町子浦は伊豆半島南端の西部に位置しています。人口は東西子浦区で約200人程の小さな過疎集落で65歳以上の高齢者割合は7割近くの無医村ですので緊急宣言終結後も皆様の協力をお願いします。

駐車場入場時間/車中泊禁止

感染症拡大防止策の間てから午前6:00前の入場は出来ません。
現在車中泊も引続き禁止しており規則を無視してご入場された場合、利用をお断りする場合がございますので予めご了解ください。

場内マスク着用

予防接種の接種済みの方も含め、場内ではマスク着用を来訪者全員の方に引続き義務としてお願いしております。